カイロプラクティックでの矯正とピラティス。この2つを組み合わせることの効果。

カイロプラクティックとピラティス。

この2つを組み合わせることにより、痛みや歪み等が

それぞれ単独で行うより

早いスピードでなぜ改善するのでしょうか。

 

 

普通は運動をすることによって体が改善されていく

のですが、長期間不良姿勢をとっていたり

歪んだ動きをしていると、

脳と神経を結ぶ神経回路に間違ってしまった流れが

出来てしまい、自分では意識をしていないけれども

間違った姿勢や、間違った動きが

その方にとっては普通の状態となってしまうことが

あります。

そういった場合は、いくら運動をしたりして

身体を動かしたとしてもその状態から改善することは

なかなか難しいです。

 

そういった場合は、カイロプラクティックをやって

外からその方の固有受容器(筋、腱、関節、内耳に存在し

筋の収縮の程度、腱にかかる張力、関節の位置、

頭部の位置などの固有感覚と呼ばれる感覚を発する

受容器)に刺激を与えることによって

シナプスを介して中枢神経系への良い流れを

作っていく必要があります。

 

正された神経回路が出来上がると改善へと繋がっていくのです。

しかし、正しくなった姿勢や動きはそれを維持させていくためには

やはり運動は必須です。

 

基本的には動きを覚えていくには同じ動作を

7回以上繰り返すことによってその動きを身体が認識

すると言われています。

しかしながら、一度悪い習慣や癖がついてしまうと

同じ動きを1000回から2000回以上反復させないと

改善されません。

 

運動といっても何でもよいわけではありません、

生体力学原則にのっとる必要があります。

呼吸、骨盤の配置、胸郭の配置、肩甲骨の動きと安定

頭と頸部の配置。

これらの原則をベースに正しい身体の動かし方を

身体に覚えさせていき、補強し続けていくことが

必要です。

 

鎧のように固まった外側の筋をゆるめ、

呼吸筋などインナーユニットを活性し

骨に近い筋肉を強化し、コアを安定させ

神経筋パフォーマンスを構築させかつ

柔軟性、体全体の筋、心肺機能の向上

バランスをとることが重要です。

 

カイロプラクティック、そして

筋のゆるめやピラティスでの呼吸筋など基礎的なトレーニングで

マイナスの状態からゼロにまず戻していきます。

 

計画性なくやみくもに施術をしたり運動をするよりも、

今の身体の状態、

現在に至るまでの経緯を紐解き、

何が必要でどの時期に何をすれば良いのか?を

当院ではアドバイスさせていただき提供させて

いただいております。

 

カイロプラクティックもピラティスも

とても地味な、初めは何をやっているのか、

どんな効果があるのかよくわからないかもしれません。

 

しかし、私たちは症状を個々に考え慰安的な、

対症療法で終わるのではなく

その人全体として、長期的な観点で診てアドバイスを

することを心がけていますし、

患者さまがご自身の身体と対話をするようになり、

身体の改善の変化を感じ取ってくださること

ご自身の身体、身体の動かし方への意識が高まっている

姿を見ることがこの仕事をしていて良かったと

思える瞬間です。

 

お身体の不調などがありましたらご相談ください。

 

からだバランス調整

湘南ハート