施術に関して、治療家としての理想的なことは、
「骨格の改善」「筋肉の伸張性の改善」
「神経系の調整」「機能改善」
があっての症状の改善につながることが望ましいことです。
最近、世間では「ほぐし」とか「ストレッチ」とか
気軽に様々なことができてそれはそれでいいことだと思います。
しかしながら気軽に出来るとはいえ、
ヒトのカラダ的にいったら断片的なものにすぎません。
カイロプラクティックの哲学にもよく出てくる「イネイト」
それは「内なる自然」という意味で、
本来みんなが持っている自然治癒力的なものがあって、
そういったものが働いているんですが、
何らかの問題でそれがちゃんと働かなくなってしまったものを、
それがまたしっかり働く様にサポートできたらといつも考えています。
私自身が患者様に対して、良くなるためのプランを作ることは、
仕事として当たり前なことですが、
患者様がもしも「良くなっていくイメージ」ができたなら、
その方の内なるイネイトが働いて自然に良くなっていくと思うのですが、
私自身まだまだ修行がたらず、
そのイメージを患者様にわかせられる様に
分かりやすく説明ができたらなあと、日々模索しております。
先ほど述べました、世間に広がるお手軽思考というか、
そういったものが「ヒトのイメージ力」の妨げになっていることも事実。
故事に「木を見て森を見ず」とありますが、
全体の調和からなる素晴らしい「ヒト」というものを、
断片的に簡素化してとらえてしまうと
それはそれで「さみしさ」を感じてしまうのはわたしだけでしょうか?
からだバランス調整
湘南ハート
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