膝の痛み

ぎっくり腰で当院に来院されたケースです。

 

高齢である為、施術もその方にとっておそらく負担になるだろうと

 

思ったため、数回通っていただいて改善していこうということで

 

患者様にも説明をして、初日はとにかく日常動作が最低限

 

出来るという所で施術を終えました。

 

そのあと、2回の施術にてほぼ腰の症状は軽減しました。

 

しかし腰の症状が軽減した後に、膝に痛みが出来ました。

 

実はその患者様は、今痛みが出ている反対側の膝に

 

手術にて人工関節がはいっており、

 

股関節は大腿骨骨折をされたこともあり、ほぼ代償動作で

 

反対側の下肢(今回痛みが出た方の足)に相当の負担をかけて

 

いたものと思われます。

 

当院では骨格調整を行うため、姿勢の変化に従って

 

元々あった代償側の膝の機能異常による痛みがでたものと

 

思われます。

 

膝の機能改善プログラムを立てて、運動(リハビリ)を

 

することで大分症状の軽減が見られましたが、

 

その患者様はデイサービスに週2回のペースで通われていて

 

話を聞くと「リカントベントバイク」による

 

有酸素運動を中心にやられているとの事でした。

 

ひとえに運動といっても、筋肉をつける「筋トレ」

 

心肺機能を高める「有酸素運動」など様々です。

 

当院では特に日常動作改善にあたっては

 

「ファンクショナルトレーニング」といって、

 

機能解剖学にのっとってトレーニングの

 

原理原則を用いて、その人の状態を最善の状態へと

 

導くことを大切にしています。

 

それぞれの専門性があることは承知の上ですが、

 

やはり患者様一人ひとりはみな違います。

 

それぞれの方にあう最善の方法を考えるということは

 

共通したことであってほしいと切に願います。

 

今日は天気でも空気は冷たかったですね。

 

身体にお互い気を付けましょう。

 

からだバランス調整

湘南ハート