年が明けて、早いものでもう1月も終わろうとしていますね。
周りでは風邪がたいへん流行っておりますのでお互いに気を付けましょう。
2月のネット予約を開始しましたのでよろしくお願い致します。
昨年から、NHKスペシャルの人体のシリーズを見ていましたが、
その中から、「脂肪と筋肉が命を守る」というテーマがありました。
筋肉で記憶力アップ?
運動をしたときに筋肉の細胞から出ているカテプシンBというメッセージ物質が
人の記憶力と深く関係があるそうで、記憶力が向上するそうです。
カテプシンBというメッセージ物質が
記憶と密接に関係のある海馬の神経の細胞を増殖するということが原因のようです。
適度な運動と筋肉は美しいボディをつくることだけでなく
病気から体を守ってくれる?
肥満が進み大きくなりすぎた脂肪細胞は、本来身体を守るはずの免疫細胞を暴走させ
間違ったメッセージを拡散していくそうです。
その結果、身体の大切な血管の壁を傷つけて、身体のいろんな場所を痛めつけてしまい
様々な病気を引き起こしてしまうそうです。
この免疫細胞の間違ったメッセージの拡散や暴走を抑えてくれるのは、筋肉だそうです。
薬を使わなくても、筋肉を動かした時に出てくるIL-6というメッセージ物質が
暴走した免疫が出す間違ったメッセージ物質を抑えてくれるとのことです。
適切な運動と筋力、バランスのとれた食事は、私たちの身体の免疫システムを
守ってくれる働きがあると思います。
私は仕事柄、筋肉や骨、身体の解剖学の本などを良く見る機会が多いのですが
おかしい話なのですが以前解剖学の本を見ながら
駅のホームで涙が止まらなくなったことがありました。
人間の身体は知れば知るほどどんな機械よりも精密にものすごーーい設計をされているなといつも
思います。
人知を超えたものすごい設計だと思います。
それが最新の研究により、今少しずつ色々なことがわかってきたのではないでしょうか。
その殆どを、その機能の殆ど知らずに私もきっと生きています。
身体を知れば知るほど愛そのものだなといつも思い、原点に立ち返り
自身がもっと謙虚に生きなければと時折思います。
だから出来限り、自分で出来るちょっとした努力を大切にし、
大事に至らないようにメンテナンスをして正しい使い方をして、
生きている間、この身体を使わせてもらって様々なことを経験して
いきたいと思っています。
冬は活動量が減りがちですが、代謝は逆に上がりますので運動を始めるきっかけとしては
良い季節かもしれません。
ぜひ一緒に身体を動かし、大事に至らないようにメンテナンスをしましょう。
からだバランス調整
湘南ハート
後藤 弥恵