前回は腰痛を記事にしましたが、今回はやはり腰痛くらい
痛みを抱えている人が多いと思われる膝の痛みについて、
お話します。
先ずは、膝の機能で重要なことは、人の下肢の中で大きな
関節として「股関節」「足関節」そして「膝関節」があって
その大きな関節が主に下肢の運動連鎖(歩くとかの際に同時に動く)
をつくりあげているという事。よって膝の痛みと「股関節」「足関節」
の機能は関係があります。単純に「股関節」=可動
「膝関節」=固定「足関節」=可動といったそれぞれの役割
を果たす機能をしています。
「膝関節」は蝶番関節といってドアの「ちょうつがい」に近い
動きをします。要するに一定方向の動きをし、複雑な動きには
基本的には対応できないのです。それを「股関節」と
「足関節」の柔軟性によって、膝の動きを一定方向に保つ
ことができるようにしているのです。
私のところでは、膝の施術の際には「股関節」の柔軟性と
「股関節」の位置(骨盤の位置が関係します。)を確認して
整えます。「足関節」は地面との接地面と下腿の筋肉を確認
してしっかりとした動きがとれているかを診て調整します。
そうしたうえで、膝の関節の軌道を診て調整します。
よく、膝に溜まった水を抜いたり、ヒアルロン酸を注入したり
するのも一つですが、本来の膝の機能を取り戻せるわけでは
ありません。
もしも、長いこと膝の痛みに悩まされている方、是非
当院にお任せください。
からだバランス調整
湘南ハート
院長 後藤 隆